臘八摂心

(ろう)(はつ)とは(ろう)(げつ)(十二月)の八日間、(せっ)(しん)とは心を(おさ)めて坐禅することです。成道(じょうどう)とは仏道の完成、すなわちブッダの悟り(さとり)修行(しゅぎょう)成就(じょうじゅ)を意味します。ブッダは十二月一日から八日の明け方にかけて、菩提樹(ぼだいじゅ)(もと)坐禅(ざぜん)して成道(じょうどう)されました。禅寺(ぜんてら)では毎年この時期、ブッダを(しの)んで八日間の坐禅修行を行い、成道会の法要を営みます。ブッダは縁起(えんぎ)(さと)り、生涯、慈悲(じひ)智慧(ちえ)を修行されました。坐禅(ざぜん)はその基本であり、慈悲(じひ)を行い、智慧(ちえ)を学ぶ、行学(ぎょうがく)一如(いちにょ)駒澤(こまざわ)大学(だいがく)建学(けんがく)理念(りねん)です。

(われ)()大地(だいち)有情(うじょうと)同時(どうじに)成道(じょうどうす)正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)()(ほつ)菩提(ぼだい)(しん)

コメント