優先入学制度

駒澤大学高等学校 仏教専修科 宗内生優先入学制度

仏教専修科は、曹洞宗の僧侶養成機関としての本校の重要な役割を担うコースです。(『曹洞宗宗制』「曹洞宗規程」第二章「曹洞宗教育規程」第一章・第三条および第四章・第三十六条に基づく。)宗内生とは、仏教専修科に在籍する生徒のことですが、入学時に宗内生優先入学制度を利用する場合は、曹洞宗寺院の徒弟として得度していること、および曹洞宗寺院の子女で在学中に寺族安名の親授を受けることが前提となります。仏教専修科では、毎週の宗内活動、校内の仏教行事の運営、特殊安居や祖跡巡拝や永平寺東京別院の授戒会、仏教主義学校連盟の各行事への参加等を通じて、将来、宗門の僧侶として、あるいは寺族として生きていく上での大切なことがたくさん学べるはずです。下記をご参照の上、ご不明な点は駒澤大学高等学校・宗教科までお問い合わせください。

主な活動内容

〇放課後の坐禅実習、法式研修、進退習儀、諷経点検、お袈裟の把針、講義(『宗侶入門』『よくわかる曹洞宗の行事』曹洞宗宗務庁) ※週3回(火・水・木15:30~17:30)

〇二祖三仏会の法要(全校集会で駒澤大学総長を導師に拝請して実施)の準備運営

〇坐禅堂の洒掃(清掃) ※週1回

〇臘八摂心の準備運営

〇その他(夏休みの祖跡巡拝、永平寺東京別院の授戒会、仏教主義学校連盟の花祭や弁論大会への参加等)

☆曹洞宗寺院の徒弟は宗務庁主催の特殊安居(在学中3回)を修行すれば、卒業時に二等教師補の申請資格を得ることができます。(※駒澤大学仏教学部に進学後、さらに特殊安居を1回修行すれば二等教師に補任されます。)

☆曹洞宗寺院の子女は、高校2年次に永平寺または總持寺にて寺族安名親授式を修行します。

☆場合によっては他の部活との両立も認めますが、仏教専修科の活動が優先となる事、学生の本分は学業である事を踏まえて、学校生活に無理のない選択をすることが望ましいです。

☆寮はありません。また住まいの斡旋もしておりませんので原則、保護者の監督する住所からの通学となります。

生徒募集および入学者の選抜に関する規程 一般入試

 宗門徒弟および子女で、下記の条件を満たすものについては合格圏内にあるものとして扱う。

条件

1、本校が第一志望で、合格すれば必ず入学すること。

2、曹洞宗寺院の徒弟として得度した者。(※曹洞宗寺院の子女は在学中に寺族安名親授を受けること。)

3、学業と宗内活動の両立を責任をもって修めること。(※年度末に曹洞宗宗務庁に学事報告あり。)

4、出願資格(成績評定)については、広報部担当教員に相談の上、出願すること。

扱い

1、中学校が発行する公立高校提出用の調査書の成績と同様とする。

2、当該者とその成績評定に関しては「入試相談用紙」によって把握し、本校所定の入試相談日の

期日内に提出されたものをもって集計し、確認することを原則とする。

ただし、やむを得ない事情のある場合は、出願をもって最終確認とする。

3、2月の第1土曜日を期限として集計し、確認する。