仏教教育

「建学の理念」に基づき、全学年を通じて「仏教」(1単位)の授業が設置されています。

1年次は、仏教の開祖、お釈迦さまの生涯とその教えを学びます。また、仏教行事(お盆・彼岸)について学び、その意義と供養の心を学びます。

2年次は、禅をインドから中国に伝えた菩提達磨と禅の修行について学びます。そして、日本曹洞宗の高祖・道元禅師と太祖・瑩山禅師の生涯と教えを学びます。また、日本の曹洞禅の修行道場である、大本山永平寺と大本山總持寺の本山拝登を修めます。

3年次は、「坐禅」を第一として、坐禅実習並びに坐禅堂にての法話と読経を行います。

3年間のまとめとして、仏の教え、および曹洞宗の教義と坐禅実習をもって、仏とし

ての自己を自覚し、他者を思いやる慈悲の心、よりよく生きる智慧の心を、日常生活に

おいても実現してもらいたい。

坐禅実習 服装:男子は制服。女子はスカートのみ体操着に着替える。靴下を脱ぎ裸足

1.2年次は学期毎に1回程度、 年に2.3回程度

初回は、坐禅作法を習いながら10分程度の坐禅。その後は30分程度

3年次は教室(授業)と坐禅堂(坐禅)を隔週にて実施。年に10回程度

坐禅と般若心経読誦(40分) 

・背筋を伸ばして真っ直ぐに坐る。ただひたすらに坐る。呼吸に集中する。

・身なりを調える、呼吸を調える、心を調える。

そうするとその人の行動が正しくなる

・わずか一時の坐禅ですが、坐禅に集中することによって、日常の喧騒から離れて

リラックスできる効果がある。あえて試験直前の授業時に坐禅実習を取り入れたり

している